こんにちは☆どうも、chimoです★
今日は人に助けを求める、つまり、援助行為を頼む時の心得について
書いていきたいと思います。
今の時代お金の貸し借りなどではお願いしても、なかなかいいよとは
言ってもらえません。
そこで快く頼みを聞いてもらえるためにはどうすればいいでしょうか?
それは心理学を応用し、相手が援助行為をしやすい状態を作り出せばいいのです。
そのポイントは二つあります。
まずは基本的なことですが、必ず一対一で援助行為の依頼をするということです。
人間の中には、「社会的手抜き効果」というものがあり、人がたくさんいると一人が
出す力が減ってしますのです。綱引きでは一対一では100%の力を出しますが、八人に
なると一人の力が50%以下になってしまうことが実験で証明されています。
これは生活していて感覚的にわかるかもしれません。このことから、
みんながいるところでお願いことをするのではなく、必ず2人きりで話をしていきましょう。
そして、次に話の中身のほうですが、話の中で自分自身をかわいそうな人間であること
をさりげなくアピールしてみてください。
人間は論理的に物事を考えているように思われていますが、実は自分自身の感情に
一番影響されて判断をしています。たとえば、親の借金を背負ってしまってお金を貸してもらいたい。
や小さいものでは、最近うまくいってないなど話の中に盛り込むのです。
このような状況の人に相談された場合、かわいそうであるとはっきりと思わなくても頭の中で無意識に
かわいそうであるという感情が先行し、論理的に判断しなくなるのです。さらに相手はこっちに
より上であるという優越性を手に入れ、頼みを聞き入れやすい心理状態になるのです。
このように二つのポイントに気をつけて、お願いをしてみれば、
相手がいいよといってくれる可能性は格段にあがります。
また、人に物事を頼むということは、援助行為を頼まれた側にとって、
逆に自分自身を頼ってくれて信頼してくれているつまり、自分自身に好意を持っている
と感じ、頼んだ人間に好意を抱くのです。好意の互換性といいますが、人に物事を頼むと
相手からの好意まで手に入れられるのです。頼みごとを上手にして
助けられている人は援助だけでなく相手からの好意も得て、
うまく生活をしているのです。
人にあまり頼みすぎるのはよくありませんが、何でもかんでも一人でやってしまわず、
あえて人に頼んでみるのもいいのかもしれません。
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